理科教育ルネサンス

 

理科教育ルネサンス

 

 

 

 

 

 

(2011年7月15日更新) 

 

理科の達人先生・報告会

 

2011年7月8日(金)東京・赤坂で行われた、NPO法人ネットジャーナリスト協会主催の「理科教育ルネッサンス会合」で、理科の達人先生たちは、6月12日~18日の海外視察報告会を行いました。

 

東京の「理科の達人先生」である、葛飾区立桜道中学校長の立澤比呂志先生、品川区立小中一貫校八潮学園副校長の牧野順子先生、昭島市立福島中学校主任教諭の下田治信先生の3名が報告を行い、鈴木寛 文部科学副大臣、山中伸一 文部科学省初等中等教育局長をはじめ、海外視察を協賛したJST(科学技術振興機構)の北澤理事長、JAXA(宇宙航空研究開発機構)関係者、読売新聞社関係者など、大学・教育機関や企業関係者たちおよそ30名が出席しました。

 

 

理科の達人先生たちは、海外視察で学んだ、米国のエネルギー政策や教育制度、そして現地の理科の先生たちと「理科教育のあり方」について意見交換を行った成果などを報告。両国間の教育制度の違いや類似点などを肌で感じ、今後の日本の理科教育のあり方や、理科・科学リテラシー向上へのアプローチや現場レベルの活動について考察・発表しました。

 

それを受けて、鈴木副大臣は「日本と比較し米国は、政府と地域の役割分担・連携がしっかりしている。子供達のエネルギー・環境・宇宙に対する興味をひきつけ、そこに探求することの大切さを改めて実感した。」と述べ、さらに日本の企業・大学における悪循環を指摘。今後、高校・大学と企業・実業界が同じテーブルについて人材育成について話し合う重要性を求めました。 又、日本のデジタル副教材の充実化に向け、「達人先生たちが現場のリーダーとなり、教科書以外の進んだ学習や探求を、JST(科学技術振興機構)のインターネットコンテンツを利用し、コミュニティを通じておおいに活用してほしい。理科教員が先導し成果をあげていただくことで、さらに予算枠を広げていきたい。」と述べました。

 

山中文部科学初等中等教育局長は、新学習指導要領に「放射線についての取り扱い」が入ることで、小・中学校の先生に対する研修や保護者の放射線に対する反応など、現場レベルの対応が求められていることを指摘。今後の大きな課題を提起する形となりました。

 

今後、理科の達人先生は、保護者や生徒たちに向けて、東京、北海道、京都などそれぞれの出身地で帰国報告会を開く予定です。報告会の様子は、当ページで随時掲載していきますので、ご覧下さい。

 

 

(事務局・松尾)