<基調講演> 第11回会合「中学校理科教育の現状と課題」
東京都中学校理科教育研究会(都中理) 高畠 勇二 会長
     
     
 

 

 
 

第11回会合(3月24日開催)基調講演は、東京都中学校理科教育研究会(都中理) 高畠 勇二 会長(練馬区立豊玉中学校 校長)による「中学校理科教育の現状と課題」。
高畠会長は、都内の中学校を例に、学校数、学級数、教育委員会が学校に対してどのような指導を行っているのか、一般的な教員が実質的に何に時間を費やしているのかまでを詳細に報告。学習指導要領の改訂で指導時数・内容が共に増加した事を受け、①教員の人材不足 ②利用の重複による理科室の不足 ③教材教具の整備 ④教員の研修 を課題として挙げ、教員養成課程での実験・観察の指導力養成、理科室の設置基準・設備基準の見直し、教科研修体制の整備などが必要であると訴えた。特に、理科教育には体験的に学び・考える、「自由研究」が非常に重要であるとして、自らの体験を基に、その指導を行える環境づくりと、理科教員の研修の必要性を強調した。
また、2009年度補正予算として計上された理科教材費の執行が、6割程度に留まっている現状について、現場の理科教員の場当たり的な予算管理意識の問題であるとして、深く反省しなければならないと述べた。

 
 


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